Amp Model Cabinet GAIN TUBE BASS MIDDLE TREBLE PRESE LEVEL
Synchro Rate Z-Pedal action Synchro unit 1 Synchro unit 2 Synchro unit 3 Synchro unit 4
Delay FeedBack Delay Hi-DMP Delay Mix AutoPan Clip AutoPan Width AutoPan Depth 『Zkun-Sync for G5』  scripted by zkun    ver.1.1E (2012.12.18 released)

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ZOOM G5のエフェクトユニットの中でTempo-Synchroするものを中心にセレクトして、内蔵Rhythmとノリノリで同期演奏できるPatchを作ろうというコンセプトだyo モデルにしているのはRoger LinnのAdrenaLinnだけど、なかなか似て非なるものになってるne(苦笑) まあ、楽しんでくれyo(smilin')
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for G5
ZKUN-SYNC
Contents of patch group file 

Just copy this data and paste it to ".g5a" file of Edit&Share on any text-editing software. Enjoy!


【日本語マニュアル】

あまり馴染みがないシステムだと思うので、ちょっと解説しておくよ。

まず、今回の接続順は、ZNR→アンシミュ→同期ユニット1〜4→Delay→AutoPan→Z Pedal Customとなってるよ。Zペダルは今回は音量調整のみで使うよ(ワウは勝手に連動するけどw)。ZNRは弱めでかけっぱにしてるよ。ここの画面上には出てこないけどね。あと、外部フットスイッチをもってる人は、TAP Tempoとして使えるように設定しているので、接続しておくと便利だよw

まずアンシミュで基本の音づくりをしてね。アンプを指定してもいいし、any of Ampsを選んでおけば、ランダムに色々なアンプを選択してパッチをつくってくれるよ。キャビも同様で、指定してもいいし、ランダムにしてもいい。same with Ampを選ぶと、選ばれたアンプ標準のキャビが選ばれるよ。

最大のキモが一括でシンクロ指定できちゃうところだよ。Synchro Rateで同期する音符の長さを選ぶと、テンポ同期のエフェクトはすべてそのレートに設定されるよ。仕様上そのレートが設定できないものについては2倍のレートに設定されるよ。G5には内蔵リズム音源があるので、こいつを鳴らしてタップテンポでテンポを指定してやると、リズムにシンクロした心地よくかつ奇妙なサウンドが得られるというわけだyo このプログラムのモデルとした本家AdrenaLinnプラグイン版はシークエンサーやLFOでフィルターに変調をかけられるなどかなり複雑なことが出来ておもしろいけど、このプログラムもランダム要素で大量のバリエーションが作れるので、また別の面白さがあると思うyo(微笑)

同期ユニットは4つまで選べるようになってるよ。フランジャー系、トレモロ系、フィルター系、フェイザー系の4種に整理しているけど、それら以外のテンポ同期しない一般のエフェクトからも選ぶことができるようになってるよ。そのへんはいつもどおりの自由設計だよ。ただし、今回はあくまで同期による音づくりがメインなので一部のユニットは選択対象から除外してるよ。選んだエフェクトユニットの各パラメータの値はランダムに設定されてパッチが生成されるよ。今回は「MAKE PATCH DATA!」ボタンを押したら一律に198パッチを生成するようにしたよ。なんでいつも容量いっぱいまで埋めないのか疑問に思ってる人もいるかもしれないけど、これはコピーしたり抽出したりするときに作業エリアがないといちいち面倒くさいでしょ。だから1列分ガバッとあけとくようにしてるんだよw(配慮笑)

最下段のツマミはディレイとオートパンの設定用だよ。今回どうしてディレイとオートパンを固定にしてるかというと、AdrenaLinnっぽい同期マシンの音をステレオ出力するにはこれが一番しっくりくると思うからだyo まあ、必要ないと思うならDelay Mixを0にしてAuto Panも全部0にしたらいいyo あと面白い使い方として、Delayを使った簡易ループマシンにしちゃうこともできるよ。やり方は、Synchro Rateを1小節以上にして、Delay FeedBackとDelay Hi-DMPを最大にしてやれば、弾いたフレーズをリピートしながら音を重ねていくことができちゃうyo

ま、こんな感じでG5の機能を活用したプログラムを作ってみたけど、例によってZOOM社に要望したいことがあるねw(苦笑) まず、どうせなら各パッチに対して内蔵のどのリズムパターンを鳴らすかをひも付けできるようにしてほしい。せっかく変わったリズム用のパッチをつくっても、リズムをONにしたときはいつも同じ「パターン1」が再生されてしまうので、いちいち手動でパターンを選ばなくちゃいけないからね。同様に、各パッチごとにテンポ登録も可能にしてほしい。128bpm用のパッチと88bpm用のパッチではまるで雰囲気がちがうからね。それらの機能もON/OFFできるようにしとけば問題ないだろ?(オートセーブのときのように笑)

要望はさらに続くよ。SeqFLTRはこのプログラムでは非常に重宝するユニットの1つだけど、パターンが1〜8しかないし、自分でシークエンスパターンをエディットすることもできない。しかも、1〜8にどのようなシークエンスが入っているかがマニュアルにも記載されていないので、ステップ数で切り出すにしても非常に使い勝手が悪い。こういうものはやはりマニュアルにきちんと内訳を載せておくべきだと思うよ。ペダル系のものは別表3として内訳を載せてたりするんだから、これだってちょっとした別表を載せるべきだと思うんだよね。あと、SeqFLTRについては、Mixパラメータがないので、Dry音がほしくてもそれができない。欲を言えばDry音とWet音をスプリットしてそれぞれ別のエフェクトを後ろでかけたいくらいなのに、Mixすらもいじれないとは。。。 これは次期フラッグシップでステレオ化、複数チェイン化するときには必ず進化させてほしいところだよ。現状ではAdrenaLinnに大敗してるので、業界のアタマをとるためには大幅な改善が必要だと思うyo(野望笑)

あと当然ながらリズムパターンも編集できないし、リズム音源にエフェクトをかけることもできないね。ベースパターンを鳴らすこともできないし、フィルター系でつくったパターンをキー指定したりスケールフィットさせてベースパターンに転用することもできないね。まあ、いきなりそこまで全部やってとは言わないけど、デジタルで作ってる以上はそれほど製造コストが増えるわけでもないんだし、将来的にはどんどん機能を拡張していってほしいと思うんだよね。使いこなせない人はその機能は使わなければいいだけという設計にしておけばなんの問題もないから。初心者にも使いやすく、上級者も満足できるような機能設定をするのがZOOMらしさだと思うんだよne(部外者笑)