『教育用G3Xパッチメイカー』(Step 15 外部フットスイッチの巻)
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ぶっちゃけ、外部フットスイッチを実際に使ってる人は少ないかもne(苦笑)
でもまあ、一応機能の一部なので勉強のために解説するyo(几帳面笑)
UNIT (1st) (2nd) (3rd) LEVEL
NR Thrsh
DRIVE Gain1 Tone‏ ‏ ‏
AMP Gain2 Tube‏ ‏ ‏ Cab
CHORUS Rate ‏ ‎ Depth Mix1
DELAY Time ‏ ‎ F.B. ‏ ‏ ‏ Mix2
REVERB Decay Tone2 Mix3
EX-PEDAL  Input Vol  Output Vol  Auto Assign  Off PATCH LEVEL
CTRL-SW   Tap Tempo Bypass/Mute Hold(Delay) InputMute(Delay) InputMute(Reverb) Off
Contents of patch group file 

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【解説】

まずは、外部フットスイッチを使って何ができるか知ってるかい? すべてのエフェクトユニットで、BYPASS/MUTE、
TAP TEMPOが選べるよ。まあ、BYPASS/MUTEは通常は本体のフットスイッチを踏めばいいわけで、外部スイッチをつ
ないでまでやる人はまずいないかなw(苦笑) 一方、TAP TEMPOは内蔵リズムマシンのテンポも調整できるし、あると
便利だよね。G5ではリズムモードのときに本体フットスイッチでタップテンポの調整ができるけど、G3Xではできないから
ねw(苦笑)

それ以外に一部のエフェクトユニットでは、特別な機能が選べるよ。「InputMute」はフットスイッチを踏んだ後に弾
いた音にはそのエフェクトがかからなくなるよ。ディレイやリバーブのほとんどに割り当てられている機能だよ。「Hold」は
フットスイッチを踏んだときのリピート音をくり返し再生させるよ。ディレイタイムが短いと長い持続音のように聴こえるし、
ディレイタイムが長いとショートルーパーみたいになるよ。これはDelay、AnalogDly、ReverseDLの3ユニットだけで使用で
きるよ。このほかBomberというユニットでは「Trigger」という起爆スイッチに使えるんだけど今回はBomberは搭載してな
いので蚊帳の外だねw(冷笑)

EX-PEDALの行の下に「CTRL-SW」の行を追加したよ。ここで選んだラジオボタンでフットスイッチのアサイン先を決める
よ。たとえばREVERBセクションが「any 66%」になっていて、実際にはリバーブユニットが選択されずthroughになったパッ
チの場合でも、InputMute(Reverb)が選ばれていればそのまんま指定するよ(実際には何も作動しないけどne)。同様に
DELAYセクションでHold機能を持たないユニットが選ばれた場合でも、ラジオボタンの指定がHold(Delay)となっているな
らそのまんま指定してなにも作動しないようにするよ。これは、あくまで画面上の表示を「正」として、それ以外の挙動へ
の振替はしないというルールだよ。あと注意してほしいのはREVERBセクションの中で唯一EarlyRefだけがInputMute機能
を持たないので、EarlyRefが選ばれた場合もInputMute(Reverb)は何も作動しないからne

フットスイッチのアサイン情報はModule6のPrm1とPrm2に書き込まれるよ。Prm1は、No Assignなら0、先頭エフェクトに
アサインなら1、最後のエフェクトなら6、タップテンポなら7、バイパスミュートなら8が入るよ。Prm2の方は、通常は0が入
ってるんだけど、Delay、AnalogDly、ReverseDLの3ユニットの場合は2種類から選べるようになってるので、Holdの場合
は0で、InputMuteの場合は1が入るよ。

      //コントロールスイッチのアサインを書き込む
      sw2=0;
      if(edu.elements[41].checked==true)sw1=7;
      if(edu.elements[42].checked==true)sw1=8;
      if(edu.elements[45].checked==true)sw1=6;
      if(edu.elements[46].checked==true)sw1=0;
      if(edu.elements[44].checked==true){
         sw1=5;
         if((DLU==53)||(DLU==56)||(DLU==57))sw2=1;
      }
      if(edu.elements[43].checked==true){
         sw1=0;
         if((DLU==53)||(DLU==56)||(DLU==57))sw1=5;
      }
      px=px+"<Prm1>"+sw1+"</Prm1><Prm2>"+sw2+"</Prm2>";


変数sw1にPrm1の値、sw2にPrm2の値を代入するよ。ややこしいのはDELAYセクションの場合だね。Delay(id53)、
AnalogDly(id56)、ReverseDL(id57)の場合は「Hold」の方がsw2=0で、「InputMute」の方がsw2=1となるので注意が必要
だよ。それ以外のDELAYユニットが選ばれてる場合は「Hold」が選択されてもNo Assign(sw1=0)にしているのは先に書
いたルールどおりだよ。その機能がないなら勝手な代替はしないというルールだyo

ずいぶん高機能になってきたne 次はテンポ同期の設定を解説するよw

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